液晶タブレットが来たのはいいけれど…③
前回
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
いよいよCLIP STUDIOを起動して実際に絵を描いてみようと思いますが、その前にもう少し設定をいじることにしました。
デスクトップの設定
スタートメニューから「デスクトップセンター」を選んで、「オンスクリーンコントロール設定」を選びます。
その中で「マッピング画面切り替え」で「デスクトップ全体に切り替える」と「他のモニタに切り替える」とありますが、これが何のことかよく分かりませんでしたが、よくよく調べるとペンでマウスカーソルを操作するためのもののようです。
PCのマウスを使えばどちらを選んでもマウスを移動させればどちらの画面でもマウスカーソルを移動させることはできますが、ペンは液タブ上でしか反応しません。
なのでマッピング画面を切り替えることによって液タブ上で他のモニタのマウスカーソルを操作できるようになります。
また、どちらの設定を選んでも液タブのファンクションキー、またはリングキーに設定されている「マッピング画面切り替え」を押すとマッピング画面が切り替わり、液タブをつかってペンでのマウスカーソルの操作が他のモニタでも出来るようになるようです。
(デフォルトではリングキーの中央ボタンに設定されています)
僕はメインモニタはマウスで操作したいので「デスクトップ全体に切り替える」の方で設定しました。
それぜったい便利なやつやん「修飾キー」
それとファンクションキーとリングキーの設定ですが、たぶんショートカットはキーボードを使うからあまり使わないだろうなと思い、設定は今のところデフォルトのままです。
でも、一応どんなものか見ていると「修飾キー」という見慣れないワードが。
調べてみると「修飾キー」とは押している間だけそのツールになるというものだそうです。
おそらくは最も使うであろうツールのひとつである「手のひらツール」を例に説明しますと、「手のひらツール」にはキーボードでのショートカットキーは「h」、修飾キーは「space」とそれぞれ設定されています。
ペンツールを使って作業しててショートカットキーの「h」を押して手のひらツールに切り替えると、他のツールに切り替えない限りはずっと手のひらツールのままなんですが、修飾キーの「space」の場合は押してる間だけ手のひらツールに切り替わり、放すとひとつ前のツールに戻ります。
修飾キーを放すとその前に使っていたツールに戻るので切り替えの手間が省けて効率的に作業出来ます。
また、ショートカットキーでも何秒か押し続けていると修飾キー扱いになってキーから手を放すとひとつ前に使用していたツールに戻るようです。
「作業効率を上げたければ左手を使え(左利きの人は右手)」とどこかで読んだことがあるので、なるべくショートカットキーや修飾キーを使っていきたいと思います。
作業領域を広く取りつつCLIP STUDIOを液タブに表示させる
設定はこれくらいにしていよいよCLIP STUDIOを起動してみようと思います。
メインモニタの方でCLIP STUDIOを起動してドラッグして液タブの方に移動させてから全画面表示に展開させます。
次に今のところ使いそうにないウインドウ(パレット)は閉じて、ナビゲーターウインドウをドラッグさせて今度は逆にメインモニタの方にもってきてなるべく大きく広げます。
これで作業領域が広く確保できてメインモニタのナビゲーターウインドウでキャンバスの全体を把握できるし、別画像とか動画を見れるようになりました。
紆余曲折ありましたがこれでなんとか作業環境が整ったので次回から実際に描いてみたいと思います。
ご覧いただいてありがとうございました。