ノールックやけくそ塗り(マスクへの理解編②)
前回
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
ノールックやけくそ塗りとは
ノールック(講座やTIPSは見ないで)やけくそ(自分の思うがままの方法で思いっきり)塗り
ということです。
前回まではレイヤーマスクについてしつこく回りくどく語っただけで塗りの「ぬ」の字も出ませんでしたがマスクについてはまだまだ続きがあります。
クリッピングマスクってなんなの?
レイヤーマスクに続いてクリッピングマスクを使っていきたいと思います。
クリッピングマスクはレイヤーパレットの上部にあります。
上の画像で赤丸で囲ってあるところを押すと「下のレイヤーでクリッピング」することになり、その時選択していたレイヤーのサムネイル左側に赤いラインが入りクリッピングマスクしたことになります。
クリッピングマスクしている間はその直下のレイヤーの塗り情報がある部分だけ塗ることが出来ます。
同じようにクリッピングマスクのボタンを押すと解除され、直下のレイヤーの塗り情報の影響を受けなくなります。
当初の目的である「抽出した線画に色を付けたい」という目的にあっているやり方だと思います。
クリッピングマスクを有効にしたり無効にしたりすることで塗った範囲などのチェックも楽そうです。
クリッピングマスクまとめ
ということになります。
次にクイックマスクをやっていきたいと思います。
クイックマスクって、いうほどマスク?
クイックマスについては何と言うか微妙な感想です。
いろいろ調べてはみたものの、正直言ってクイックマスクの使用方法というか用途というか、「こういう場面でクイックマスクを使うべき!」っていうのが全く見えてこないんです・・・
クイックマスクは上部メニューの「選択範囲」から選ぶことが出来ます。
クイックマスクを選択すると選択中のレイヤーの上にクイックマスクレイヤーが作成されます。(下図参照)
そのレイヤーを選択して試しに塗ってみると不透明度50%のレイヤーカラー(デフォルトでは赤)で塗られ、その部分が選択範囲として使えるというものなのです。
僕の印象としては今までやってきた「マスク(隠す)」というよりは選択範囲作成レイヤーという印象の方が強いです。
でも選択範囲を作るだけなら普通のレイヤーのサムネイル部分をCtrlキーを押しながらクリックすれば簡単に出来ますし、そのレイヤーの不透明度を調整すればほぼ変わらないことが出来るんじゃないかなあ、というのが個人的な見解です。
特に普通のレイヤーと違うところとしては他のレイヤーと統合が出来ないようなので選択範囲の情報を誤って他のレイヤーと統合させないようにするにはいいかもしれません。
それとクイックマスクはレイヤーの階層がどこにあっても表示されるという特徴もありますのでこの特性を利用して作業する方法が何かあるのでしょう。(きっと)
僕の勉強不足もあってか、今のところクイックマスクについては使用する意味を見いだせていないです。
クイックマスクまとめ
- マスクというよりは選択範囲に特化したもの?
- わざわざクイックマスク使う意味ってなに?
- クイックマスクとクリッピングマスクは字面が似てるので混同しがち・・・
ひどいまとめだ・・・
最後に透明ピクセルをロック行きます。
透明ピクセルをロックはクリッピングマスクに似てる?
「透明ピクセルをロック」はレイヤーパレットにありまして、ざっくり言うとそのレイヤーにすでにある塗り情報以外の場所は塗らないよ(新たな編集を無効にするよ)ってことだと思います。
使ってみた感想としてはクリッピングマスクによく似ているなと思いました。
両者の違いとしては
- 「クリッピングマスク」は別にレイヤーを用意しないといけないので、クリッピングしているレイヤーに直接影響はない。
- 「透明ピクセルをロック」はそのレイヤーそのものを編集する
- 「クリッピングマスク」はクリッピングを解除すればマスクされていた(隠されていた)部分の塗り情報もわかるが、「透明ピクセルをロック」では透明部分の塗り情報は残らない。
ということだと思います。
今のところの感想だと「線画に色を付ける」という用途ではクリッピングマスクが一番いいかなと思います。
マスクを理解するだけでかなり回り道してしまいましたが次回こそは色塗りをしていきたいと思います。
次回
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