イラスト制作ソフト CLIP STUDIO PAINT EX を使い始めて一ヵ月たって思ったこと
液晶タブレットと同時に購入しCLIP STUDIO PAINT EXも同様に使い始めて一か月たったので、使用感など書いてみようと思います。
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
購入まで
以前からぼんやりとではありますが「デジタルでイラストを描いてみたいなあ」なんてことを考えていました。
以前仕事でフォトショップ、イラストレーター、ファイヤーワークス、フラッシュMXなどのソフトは使ったことはあるものの、今僕が使ってるパソコンにはそれらのソフトはインストールすらされてなく、新しく買おうにもやはり高価なものなので二の足を踏んでいました。
ある日ネットを見ているとクリップスタジオというソフトが比較的安価で機能も充実してるっぽいということを知り、そこからイラスト制作ソフトに興味が湧いてきました。
購入前に30日間無料の体験版をダウンロードしてこのソフトがどんなものか触ってみてから「どうせやるなら液晶タブレットを使ってみたい」ということでさんざん悩んだ末、液晶タブレットと共に購入を決めました。
CLIP STUDIO PAINT には「EX」と「PRO」の二種類あり、PROのほうが安いのですが機能面で充実してるEXの方を買うことにしました。
使い始めて一ヵ月。まだ、謎につつまれた部分が大半を占める。
前知識としてフォトショップやイラストレーター、ファイヤーワークスなど使ってた知識があるので、はじめからある程度は使えるとは思っていましたが、やはり使い勝手は違うもので機能の多くを把握するにはまだまだ時間はかかりそうです。
液晶タブレットのペンで描画することが用途の大半を占めるだろうと考えたので、最初は拡大・縮小、回転、反転、手のひらツールの切り替え、切り替えからの復帰、これらを最優先に把握しないといけないと思いました。
それらの作業がスムーズに行えるように最初はショートカットキーに慣れることから始め、徐々に使えるショートカットを増やしたり液晶タブレットの設定をカスタマイズしていきました。
機能をどれくらい把握しているのか?
今わかってる機能としてはペンツール、選択範囲、トーン、パース定規とかそれくらいです。
ベクターデータについてはいつかじっくり調べてみたいんですが、あまり期待通りの働きはしてくれなさそうな気がします。
以前特殊定規を使っていて、オープンパスをクローズパスにする方法を調べてみましたがまだ分からないままです。検索しても分からないままです。
体験版では面白がって使い倒してた3Dデッサン人形ですが、いざ実用するとなるとあまり使えないかも・・・というのも、やはり機械的な3D描写なのでどうしても線が硬いというか動きが硬いというか、実物の生命の持つダイナミズムには到底及ばないと思いました。
液晶タブレットを使って描くということ
「液晶タブレットを買って思ったこと」でも描きましたが、ペンの感触には慣れてきました。
ペンタブレットを使って絵を描くことは初めてなので慣れるまで時間がかかるかなと思いましたが思ったほどではなかったような気がします。
アナログとの大きな違いは拡大・縮小を使って細かいところは拡大させて描くので全体像が把握しづらいということがあります。
それとこれはアナログで描く場合も同様ですが、液晶タブレットの場合、ペンを直に画面につけて描くので描いている最中は自分の手で隠れている部分が見えなくなります。
しかし、上記二つの問題をナビゲーターウインドウがサポートしてくれるので助かります。
僕の場合、ナビゲーターウインドウだけはドラッグしてメインモニタの方に移動させ、なるべく大きく表示させています。
これによって拡大・縮小させても、自分の手で見えない部分も、メインモニタのナビゲーターウインドウを見ればいつでも全体像を把握できます。
ホントにナビゲーターウインドウさまさまです。
【まとめ】
- 使い始めてたかだか一ヵ月ではほんの少しの機能しか把握できない。
- 液晶タブレットと合わせて使うことでアナログで描く時と近い感覚で描くことが出来る。
- あくまでもツールのひとつでありこれを使ったからと言って、絵が上手に描かけるというわけではない。
まだまだ知らないことばかりなのでさらなる勉強が必要かと思います。