【絵が上手くなる】漫画家 江口寿史 先生が教える 5分で気軽に出来る練習法!x100回やってみた
いつだったか、ネットで気になる練習方法を見つけまして。
上記の記事のポイントをざっくりと申しますと
- 「お、これは」という写真があったらスケッチする
- 出来ればペンで下描きなしで5分以内と決めて写真見ながら描く
- 写真そのままに描くというより自分の絵に変換しながら描く
- 写真に似せて描こうとしなくてもOK
という感じです。
この練習法の主旨としては「モチーフにする写真の情報を自分の中に入れ込む」的なことだと思います。
とりあえず
- 下描きなし
- 制限時間5分
- 消しゴム使用禁止
という縛りで今度描こうと思っているTWICEのツウィさんをモチーフにやってみました。
・・・
微妙だと思います。
いや、微妙どころかヘタすぎて吐きそう。
僕はこのモチーフの美しさ可愛さを自分の中に入れ込むことが出来ているのか疑問です。
じゃあ10回。いや、100回描いてみたらどうなるの?
1回目と100回目で絵に違いはでてくるの?
そんな疑問が出てきました。
じゃあ実験として100回描いてみようと思い立ち、同じモチーフを1日10~20回を目標に液晶タブレットとクリップスタジオを使ってコツコツ描いてみることにしました。
1回目から20回目まで
1~10回
この時はまだこの練習方法の主旨をあまり理解してなくて、とりあえずは5分以内に描き終えるということを目指してました。
11~20回目
このときに口を開けて驚いている表情はなんて難しいんだと、その表情の表現に苦労していました。
21回目から40回目まで
21~30回
26番目メモ:あまりモチーフ見てない。
そろそろ飽きてきました。
31~40回
31番メモ:ミリペンに変更。
31回目で色鉛筆から筆圧で線の強弱がつけられないミリペンにあえて変更しました。
41回目から60回目まで
41~50番目
あまり変わり映えしなくなりました
50~60回目
顔と身体のバランスに苦労します。
61回目から80回目まで
60~70回目
70番メモ:モチーフほとんど見てない。
ここまでくるとモチーフを全く見なくても描けるようにはなっていたと思います。
71~80回目
72番メモ:見てないからじかんあまりがち
73番メモ:2分あまった
74番メモ:モチーフほとんどみてない
76番メモ:やりすぎか
なんとか驚いている感じを表現できないか苦労します。
81回目から100回目まで
81~90回目
85番メモ:いきおいで描く 2分あまった
85番メモ:バランス悪い
とっくにゲシュタルト崩壊です。
91~100回目
92番メモ:モチーフノールック
98番メモ:てぬき
99番メモ:一発描き
合間に他の記事とかも書いていましたが、数日かけてなんとか100回描き切りました。
1回目と100回目の比較
1回目ではこの練習法の主旨を完全に理解していなかったというのもありますが、1回目と100回目でこれだけの違いがでました。
100回描き終えた感想としては、いくら消しゴムが使えないとはいえこれほどまでに描けないとは思ってもみませんでした。そして
く~疲れました。
中盤からは飽きてきてそれ以降は苦行でしかなかったです。
もうこんなことはコリゴリです。
と、思いましたがここでまた新たな疑問が湧いてきました。
この練習法を違うモチーフで100日続けてみたらどうなるの?
よせばいいのに
倍プッシュしてみることにしました。
次は100日達成を目標に頑張ってみたいと思います。
おまけ
さすがに同じモチーフで描き続けるのも飽きてきますので途中で気晴らしにネットで適当に探したイラストをモチーフに同じしばりで描いてみることにしました。
人が描いたイラストをモチーフにすることは既にデフォルメされてあるものをなぞるので比較的簡単な気がします。
モノマネ芸人のモノマネを真似する感じ?
デフォルメする力を鍛える練習としてはやはり写真をモチーフにした方がいいのかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
後日、この記事の同じモチーフでカラーイラストに仕上げました。
yoshino-kimiharu.hatenablog.com