読めばお化けとか幽霊とかが金輪際怖くなくなるであろう話
子供のころはお化けとか幽霊が怖かったです。
「あの電柱の陰に幽霊がいたらどうしよう、こわい!」
とか
「窓の外から幽霊がのぞいてたらどうしよう、こわい!」
とか
「シャンプーしてる間に幽霊が後ろに立ってたらどうしよう、こわい!」
なんて思っていました。
大人になってからというものそんなことはあまり考えなくなりました。
何故かというと僕が大人になったから。というわけではなく、あまり現実的ではないものにたいして怖がったり右往左往することは非効率な生き方だなと思ったワケです。
そもそもなんで幽霊とかお化けを怖がっていたかというと子供の頃の僕はお化けや幽霊が僕のことを攻撃してくると思っていたのです。
「呪い殺される!こわい!」
と思っていたのです。
ところが周りを見ても幽霊に首を絞められたり、「呪い」が原因で死亡した人は僕の周りには一向に現れません。
今まで身近な人の死をさまざまなカタチで体験してきましたがみんな死因は癌、脳梗塞、突発的な事故などです。
幽霊やお化けは僕を殺さない。
そう思うようになると真に警戒すべきは、真に恐れおののくべきは三大成人病である「癌・脳卒中・心筋梗塞」とか「交通事故」とかなのだということがわかりました。
お化けを怖がる暇があったら健康のために運動するとか、野菜を食べるとかするべきだと思います。
幽霊を怖がる暇があったら車の運転時にはしっかりシートベルトを着用するとか、歩道を歩くときはなるべく車道のそばを歩かないとかするべきだと思うんですね。
それにお化けや幽霊は別に居たら居たで構わないと思います。
なぜならおそらくお互いに不可侵だから。
僕は見たことないですけど幽霊には触れることができないと思います。
ということは幽霊の方も僕を触れられないはずです。
物理的接触が無理なら物理的攻撃もまた無理なはずです。
向こうだけこっちの首を絞めることができてこっちは触れもしないなんてそんな馬鹿な話はないです。
あるとしたらよっぽど怨念的なものが強い幽霊なんでしょう。
僕は今まで生きてきてそんなに人に恨みを買うようなことはしたことがないと思うので、この件に関しても心配する必要はないと思います。
そんなあるのかないのか分からないことのために脳細胞を働かせるより確実にある今晩の晩御飯について心配したほうがよっぽどいいと思います。
以上のような理由でお化けとか幽霊とかを怖がる必要は全くないのです。
ただ・・・
「あの電柱の陰に幽霊がいたらどうしよう」
「窓の外から幽霊がのぞいてたらどうしよう」
「シャンプーしてる間に幽霊が後ろに立ってたらどうしよう」
幽霊なら何も心配は要りませんがこれが「人間」なら注意が必要です。
人間同士ならお互いに物理的接触が可能ですから。
刃渡り5センチ以内の刃物でも首などの急所を突かれれば人は簡単に死にます。
「あの電柱の陰に人がいたらどうしよう」
「窓の外から人がのぞいてたらどうしよう」
「シャンプーしてる間に人が後ろに立ってたらどうしよう」
これでお化けや幽霊よりも「人間」が怖くなったのではないですか?
最後まで読んでくださってありがとうございました。