昔は四コマ漫画雑誌にかなり助けられたけど今はそんなことも無くなったからやっぱり出版業界って斜陽産業なのかなって思った話
僕自身のことですが、最近めっきり雑誌を買わなくなりました。
小学生のころはコロコロ、ボンボン、少年ジャンプ。
もう少し年齢が上がるとヤンマガ、ヤンジャン、モーニングとか。
漫画雑誌だけで週に数冊は買ってたんじゃないかと思います。
それが今ではゼロです。
漫画自体もあまり読まなくなりました。(ん?テレビ見てないアピールに似ている?)
それもこれも可処分時間に費やすことの選択肢が増えたせいだと思います。
(※可処分時間とは余暇時間ともいいましょうか、食事や仕事、睡眠など生活するうえで必要な時間を差し引いた後に残る、自由時間のことです)
スマホ等の普及によってネット環境があり、ギガ不足になってなければどこでも動画が見れたり自分好みのコンテンツを楽しむことができます。
あー、また前置きが長くなりました。
僕の悪いクセです(テヘペロ)
ここから本題に入ります。
数十年前、僕は就職のため故郷から遠く離れた土地にひとり移り住みました。
埼玉県の東浦和ってとこです。(なつかしい)
そこでは友人・知人もおらず、休日はシフト制で平日が休みだったりしましたから会社の同僚ともめったに一緒になることもなかったのでいつもひとりでした。
特につらかったのが食事どきでした。
仕事しているときは同僚たちと一緒に夕食まで食べたりしていましたが、休日はいつもひとりで食事をしなければなりません。
ひとりで入った定食屋さんなどで料理を注文して待っている時間の手持ち無沙汰な感じが嫌でした。
ふと周りを見ればみんな楽しそうに会話をしながら食事したり料理が来るのを待っています。
それにひきかえ、僕はひとりで何もすることが無いので既に料理を注文したにも関わらずふたたびメニューなどを眺めたりして時間をつぶします。
さみしかったですね。
今となっては気にしすぎだとは思いますが周りから「あの人ひとりでかわいそう」とか思われてるんじゃないだろうか?なんてしなくてもいい心配もしていました。
それらの問題を解決してくれたのが四コマ漫画雑誌でした。
まんがライフなんちゃらだったかまんがタイムなんちゃらとかそんなタイトルだったと思います。
休日、ご飯を食べに行く前にコンビニかなんかでその四コマ漫画雑誌を買ってから食堂なり定食屋さんに入ります。
料理を注文して待っている間はその漫画を読んで楽しい気分で料理が来るのを待つことができます。
ひとりで料理を待つことがあまり苦にならなくなりました。
四コマ漫画雑誌のいいところは基本、ストーリー物はあまりないので毎号買わなくても話が分かるところだと思います。
軽く読めるのでヒマつぶしには最適で読んだらさっと捨てられるのもいいところなんじゃないでしょうか。(家に保管しておいても結局はゴミになりますし)
昔は四コマ雑誌のお陰でひとりで食事するさみしさがいくぶん緩和されたというかずいぶん助けられた気がします。(ありがとう!まんがライフ・タイムなんちゃら!)
しかし、冒頭でも述べましたように今はスマホ等で漫画も読めるし動画も見れます。
四コマ漫画雑誌を買って軽く時間をつぶす必要はなくなってきました。
結局のところ多くの人たちの可処分時間はスマホ等にもっていかれてるんだと思います。
紙媒体が全く無くなるとは思いませんがそういった理由も含めて出版業界全体での書籍や雑誌等の発行部数は減る一方なのではないかと思います。
四コマ漫画に費やす時間がモンストなどのソシャゲーやYoutubeにとって変わられた。
可処分時間というパイを奪われてしまった。
ドライな言い方をするとただそれだけなのかもしれません。
今回もここまで読んでくださってありがとうございました。