髪を切りに行くことにストレスを感じるということは自分がおしゃれさんじゃないって証明してるようなもの
髪を切りに行くことがキライです。
1000円カット、床屋、散髪屋、美容院。
いろいろありますけど最もストレスが少ないのは1000円カットかな。
さすがにセルフカットは今のところしたことがありません。
特に初めて行くお店はストレスがかかります。
逆に考えると床屋さんとか理髪業やってる方々はこのストレスを取り除けば客足が伸びるということになりませんか?
というわけで僕がお店で髪を切る際に感じるストレスについて書いていこうと思います。
- まずお店に入る前からストレスを感じる。
- お店に入ってからもストレスを感じる。
- 美容師さん、お店のスタッフに対してストレスを感じる。
- 髪を切る直前がストレスマックスなのかもしれない。
- 髪を切っている最中もストレスが。
- 髪を切り終えたあとにもストレスが。
- おしゃれさんじゃないと髪を切ることにいつまでも慣れない
- ストレスの原因をつきとめる
- まとめ
まずお店に入る前からストレスを感じる。
これは初めて行くお店に限定されますがそのお店がどういうルールなのかが分からないのでそれがストレスになります。
まず電話などで事前に予約を取るべきなのかどうか。
カリスマ美容師みたいな店員がいるところは当然必要になるんでしょうけどそんなに流行ってなさそうな店(失礼な言い方)ならどうでしょうか。
こっちとしては近所の八百屋に大根買いに行くくらいの感覚でフラっと入ってちょいちょいって切ってもらえるのが一番いいんですが電話で予約というプロセスがもう既にめんどくさくてストレスになります。
美容院に限らず待つのがイヤなら町の床屋さんでも事前に予約したほうがいいんでしょうけど、たかだか髪切るのにそこまでする?っていうのが率直な意見です。
たかだか大根買うのに事前に在庫確認する?って感じで。
本当ならどんな店でも事前に電話で予約して空き時間とか確認するのがお店側としても客側としてもいいんでしょうけど、ちょっと抵抗があるんですよね。
お店に入ってからもストレスを感じる。
いざ、お店に入ってからでもいろんな面でストレスを感じます。
これも初めて行ったお店に限定されますが、まず何もせずに待合スペースのようなところで座って待っていればいいのか病院の受付みたいに名前かなんか書かなきゃいけないのかどうか。
美容院とかに多いですが「カルテを作りますのでいろいろお聞きしていいですか~」なんてスタッフの人が問診のようなことをするのかどうか。
料金設定とかどうなっているのか。(お店の外から確認できない場合)
シャンプー、顔そり、ありかなしか。
できればシャンプーも顔そりもしたくないからそこらへんははしょれるかどうか。
ただ座って待っていてもどうも落ち着かないんです。
美容師さん、お店のスタッフに対してストレスを感じる。
近所のおっちゃんがやってる町の床屋さんで「男なら角刈りかスポーツ刈りにしとけ!」って感じのお店ではなく、なんとなく今風のおしゃれなお店に入るとそこの美容師さんやスタッフの方々に対してストレスを感じます。
こっちとしてはヘアスタイルに関してはズブズブの素人。
ヘアカタログなんて買ったことすらありません。
対しておしゃれなお店の美容師さんやそのお店で働くスタッフの方々はヘアスタイルのエキスパートと言っても過言ではないでしょう。
日夜、ヘアカタログなどを見て技術の研鑽を重ね最前線のトレンドに常にアンテナを張り続けている存在。
そんなおしゃれ上級者に対してクソダサの塊が服着て歩いているような僕とでは対等に口を利くことすらはばかれるようなそんな引け目を感じてしまいます。
しかもそんなおしゃれ上級者にこっちから髪型の指示を出さないといけないなんて、「素人が適当なこといいやがってw」なんて思われてたらどうしようと不安でなりません。(そんなことは思っていないと信じていますが・・・)
髪を切る直前がストレスマックスなのかもしれない。
そして自分の順番が来ていよいよ髪を切るというとき。
椅子に座って大きな布をファサって首に巻かれて美容師さんから
「今日はどういたしましょう?」って聞かれるとき。
いよいよストレスはマックスになります。
なにが一番嫌かって言うと自分の髪型について注文を付けるのが嫌というかニガテなんですね。
トップがどうだとかサイドがどうだとか、すくのかすかないのか、もみあげはどうするのか何をどう伝えていいのか混乱します。
ここで何が一番問題かというと髪を切ってもらう当の本人がそのゴールをしっかりイメージできないところだと思います。
「キムタクみたいにしてください」って言いたいんですけど、そんなこと言ったら鼻で笑われそうで怖いです。
実際に鼻で笑わなくでも絶対に心の中では笑われてるに決まってます。
どうせならいっそのことA.角刈りB.ツーブロックC.モヒカンと3タイプくらいに分けて「お好きなタイプをお選びください」って言われた方がよっぽどいいって思うことがあります。
髪を切っている最中もストレスが。
なんとか注文を終えて髪を切ってもらっている最中もストレスはあります。
それがお店の方、美容師さんとの会話ですね。
僕は基本あまり会話はしたくない方です。
なのでいつも髪を切ってもらっている最中は目を固く閉じています。
あからさまに拒絶するのもどうかと思いますから、あくまでも「髪の毛が目に入るのがいやなんですよ~」のていで。
でも話しかけられたら無視するわけにもいきませんから会話はします。
ここで問題になるのが話がある程度盛り上がって切り終わるくらいまで会話が続けばいいのですが、いまいち盛り上がりに欠けてからの沈黙がなんだかやりきれないというか辛いですね。
こっちから新たに話題を振るべきか、それとも待ちに徹するべきなのか、よしんば話題を振ったとしてそれがまた盛り上がらなかったらそのあとの沈黙の責任が全部自分にかかってくるのでそれはあまりにもリスキーじゃないかとか、そんなことを思ってしまいます。
髪を切り終えたあとにもストレスが。
なんだかんだで髪を切り終えてシャンプーするっていうときもストレスがあります。
これも初めて行ったお店に限定されますがシャンプー台に頭を突っ込むときにうつ伏せなのか仰向けなのかでちょっと混乱します。
今まで一番驚いたのはうつ伏せでも仰向けでもなく座った状態のままでゴシゴシシャンプーされたっていうのがありました。(さすがにお湯で流すときはうつ伏せになりましたけど)
あと、美容院とかで「シャンプー担当でーす」とか言って見習いっぽい若い女の子がシャンプーしてくれるときに限りますが、シャンプーとちゅうで
「かゆいところはございませんか?」
って聞かれて「おしり」とか「背中」とか言いたくて言いたくてたまらないけど必死で我慢するっていうのでちょっとだけストレスに感じます。
そしてシャンプーを終えても店によってはマッサージしたりしなかったりいろいろありますからそこら辺でもちょっと戸惑いますし、ドライヤーまで終わって「もうこれで終了ですよ」ってときも立ち上がるタイミングがどこなのかちょっと戸惑ったりもしますね。
おしゃれさんじゃないと髪を切ることにいつまでも慣れない
よくよく考えるとこんなにもストレスだらけなんで髪を切るのがイヤになるもの当然だと思います。
普段からファッション誌やヘアカタログとか購入して髪型とかについていろいろ考えたり研究したりしているおしゃれさんたちにしてみればなんてことはないのかもしれません。
でもおしゃれにあまり興味がないものにとってはいつまでも不慣れだけどそんなことはお構いなしに髪の毛は伸び続けていくので自分で切ったり家族や友人に切ってもらうなどする以外では髪を切りにいくほかありません。
そんな愚痴ばっかり言っててもしょうがないのでそんな苦手意識というかストレスの元のようなものを少しでも解消してみようと今日髪を切りに行ってきました。
今回行ったお店は最近弟の後輩が散髪屋を始めたというので以前試しに行ってみたところで今回で二回目の訪問になります。
店主が一人でやっている町の散髪屋というイメージのお店で前回訪れたときに「弟から聞いて来ました。兄です」って言っていましたから初対面って感じでもなく、いくぶん気持ち的には楽です。
結構人気なお店で客足は途絶えないようなのでスムーズにことが運ぶように当日にですが一応電話で事前に予約を入れておきました。
ストレスの原因をつきとめる
今回ストレスになっている部分のどこを解消しようとしたかというと
「髪を切るときに注文をつける」
この部分のストレスを少しでも解消しようと思いました。
どうしてストレスになっているか考えてみましたがそのポイントをまとめると
- 完成形のイメージが明確でない。
- どう伝えていいか分からない。
- 伝え方が分からないと思われることが恥ずかしい。
とこういった点があるのではないかと考えました。
ですので今回は店主に自分がヘアスタイルについてよく分かってないことを白状し、どういう髪型にしていきたいか自分で伝えられる範囲で伝えてみようと思いました。
僕「あのー、僕今までツーブロックとかモヒカンとかしたことないんでやってみたいんですよね。でも今後の髪型としては長髪にしていこうと思っているんですけどどっちがいいですかね?」
みたいなことを率直に聞いてみました。
すると店主がツーブロックならこれくらいの長さでモヒカンならこれくらいでって説明してくれたんですがよく分からなかったので
僕「そもそもツーブロックとモヒカンの違いってなんですか?」
と、これも率直に聞いてみました。
知ったかぶりして不安な気持ちのままでいることはもうやめようと思ったのです。
すると店主がヘアカタログを持ってきていくつかのヘアスタイルの写真を見せてくれてそれをもとに説明してくれました。
僕のイメージだとツーブロックよりモヒカンの方が短めな感じがしました。
(店主がソフトモヒカンを例に話をしていたせいもあるかと思います)
それで結局はツーブロックにしてみましたけど自分の思い通りの髪型になったので大満足です。
うっかりモヒカンにしていたら自分のイメージとはちょっと離れたものになっていたかもしれません。
店主としてはああこの人はソフトモヒカンのことを言っているんだろうなって思っていたようです。
まとめ
髪を切るにあたっていろいろとストレスを感じますけど結局のところはそのお店の人と顔見知りになってなんでも好きなように聞けるようになるのが一番てっとり早いのだと思います。
でも言うは易しですがそう簡単にはいかないんですよね。
僕は本来人見知りな方であまり知らない人と話すのは苦手な方なんですが、今回はブログネタにしてやろうという思いもあっていろいろと聞いてみました。
結論:悩んでいるより聞くのが早い
これに尽きると思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。