ブログ記事のタイトルを工夫したければ本屋に行けばいいよって話
このブログを始めてからいろんな人のブログを見るようになりました。
そんななか思うことが人によって記事のタイトルのつけ方に違いがあるなあってことです。
タイトルだけでおおよその記事の内容が分かっちゃうものとか、まったく分からないものとか、思わずクリックしてみたくなるようなものとか。
ちょっと話がそれますがブログをやっているひとは文章を書くことに向いている人だと思うんです。
文才があるんですね。(僕はちがいますよ)
そもそも人は向いていることとか興味があること、才能があるもの以外には近寄ろうとしないんですよね。
運動することが大好きで文字なんて見るものイヤ、なんて人はブログ書こうなんて思わないでしょうから。
ですからブログやっている人は少なくとも文字を見ること書くことに関して強烈な拒否反応を示す人ではないですよね。
日ごろから文章に慣れ親しんでいる人たちだと思います。(例外的な人はもちろんいるとは思いますよ)
ですので本人も自覚がないまま「人の目を引く文章を書く技術」が上がっている人たちだと思うんです。
ブログの記事のタイトルのつけ方も人の目に留まりやすいように注意を引きやすいものに知らず知らずのうちになっているんじゃないでしょうか。
門前の小僧習わぬ経を読む。
みたいな感じで。
ただ、マーケテイングとか集客とかそこら辺のことを勉強してて、ワーディングを意識してタイトルをつけている方もいらっしゃると思います。
そういう方は逆にある法則にのっとってタイトルをつけているのでよく分かります。
ちょっとイヤな言い方をすると「そういうところが透けて見える」とでもいいましょうか。
僕もその手の本が好きでたまに読んだりしますので「ああこのタイトルは法則にのっとって書いてるな(書いた人がそれを意識したかどうかは僕の知る由ではないのですが)」って思っちゃうんです。
ここでその法則についていくつかお話しさせていただくと
・数字を入れる
これはよく見ると思います。
できれば偶数より奇数の方がいいんですね。
<例>
ブログのアクセスアップのために僕が実践した17のこと
とか
たった3つのことをしただけで体重が劇的に落ちた話する?
とかですね。
以前読んだ本では人は工程数があらかじめ分かっていれば受け入れやすいみたいなことが書いてあったような気がします。
あとは
・ネガティブな要素を入れる
<例>
旅行先でふらっと入ったラーメン屋で起きた死ぬかと思った事件
とか
昨日スーパーで見かけたおばさんがやってたエグい買い物の仕方
とかですね。
コピーライターの方が書いた本とかはその手のことが詳しく書いてあって勉強になります。
ご存知の方も多いと思いますが僕が呼んで面白いなと思ったのはこれです。
コピーライターの佐々木圭一さんという方が書かれていて、言葉をあつかうプロならではの手法が紹介されています。
え?こんなことまでバラしちゃっていいの?なんてハラハラしながらあっという間に読み終えましたよ。
だいぶ話がそれましたがここからが本題です。
この手の法則が多分に使われているのが書籍のタイトルだと思うんです。
小説など作家さんの意向が100%反映されているものは別ですけど、出版社やその編集者が「この本を売りたい!」って思ってつけたタイトルには手に取ってもらいやすいタイトルがつけられてると思います。
だって商売ですもの。
必死さ、本気度が違うと思います。
ですので本屋さんにいって並んでる本のタイトルを眺めるだけでも参考になるとは思うんですね。
でも、あんまりやりすぎても問題だとは思います。
タイトルと記事の内容があまりにも乖離しすぎていては読んだ人に不快感を与えてしまいますので。
僕が今習慣的にやっている「5分間ドローイング」の記事タイトルも工夫しようとすればできると思います。
<例>
僕が深夜に泣きながら5分かけて描いた3枚のかわいい女の子の絵
とかですね。
でも書いてる僕が言うのもなんですけど「5分間ドローイング」はたいして面白いもんじゃないですし、タイトルを大げさにしてもわざとらしい感じがしてイヤなんですよね。
記事によってはそういう法則を意識して使ったりはしますけど、毎回では見てる方もウンザリすると思います。
ブログのアクセスアップのためにSEOがどうたらかんたら言いますけど、人に対して誠実であることが一番のSEOになるんじゃないかなって個人的は思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。