うんこ漢字ドリルの破壊力がスゴすぎて大人なのに漢字ドリル買ってしまった件
本屋に行った時のことです。
あてもなく店内をぶらぶらしていると結構なインパクトのあるポスターが目に飛び込んできました。
「うんこ漢字ドリルあります」
すげえな。
率直な感想でした。
そんな「冷やし中華始めました」的な感じで「うんこ漢字ドリル」ほりこんでくるとは。
いや、そもそも「うんこ漢字ドリル」って何よ。
っていう話です。
多くの大人たち、特にPTAや教育関係に携わる良識ぶった大人たちがこぞって眉をひそめ、多くの子供たちが高確率で爆笑してしまう「うんこ」
対して、
多くの子供たちがそのフレーズを聞いただけで「はきけ・めまい・じんましん」などの拒否反応をしめし、子を持つ多くの大人たちがこれさえやらせとけば間違いないと馬鹿に効く妙薬のような認識の「漢字ドリル」
決して相容れないであろう両者が融合した、まるで奇跡の邂逅ような産物に僕の心は一瞬にしてざわつきました。
すげえな。
改めてそう思いました。
はやる気持ちを抑えつつ、お店としてもイチオシなのでしょう.。平積みにしてあるうんこ漢字ドリルを手に取ってめくってみました。
いい大人なのに。
そこには「予想はしてたけど予想以上だった」というなんとも形容し難いものがあったのです。
うんこ漢字ドリルは他の漢字ドリルと同様に漢字の「読み」と「書き」を例文の空欄に埋めていくものでそのすべてにうんこが絡んでいるのですが、その例文が強力過ぎました。
うんこ漢字ドリルに登場している人物は控え目に言って全員サイコパスです。
ここでうんこ漢字ドリルの一部を紹介します。
<例題・訪>
- 高級うんこをもって恩師の家を訪ねる。
- 家庭訪問に来た先生といっしょにうんこをした。
- 京都を探訪して古い時代のうんこを知る。
<例題・穀>
僕は本屋で一人、漢字ドリルを見ながら笑いをこらえるのに必死でした。
これまで生きてきて漢字ドリルを読んで笑いをこらえるなんて状況がやってくるとは思ってもみませんでした。
「これ以上はヤバイ」と直感した僕は思わずその漢字ドリル(6年生用)を抱えてレジへと向かい、あくまでも「あ、これ子供に買ってあげるんですよ~(独身のクセに)自分用じゃないですよ~」と声には出しませんでしたけどそういう顔つきでお金を払って本屋を後にしたのです。
そして別の日に別の本屋に行った時のことです。(あてもなく本屋に行くのが好きなのです)
そこではうんこ漢字ドリルのキャンペーンとして、子供たちが実際にうんこを絡めた例文を作成して、それを壁に張り出していました。
僕がその中で特に心をうたれたのが
優しくうんこを流した。
という一文です。
何て言うんでしょうかどこか詩的というかポエトリーな感じすらするではありませんか。
子供の感性ってスゴいですね。
小学生のお子様をお持ちの父兄の皆さま。
うんこ漢字ドリルいかがでしょうか?
きっと楽しくお勉強できること請け合いです。
それどころかお子様がうんこ漢字ドリルにハマりすぎて
「もっとうんこないの?もっとうんこちょうだい!」なんて他人が聞いたらぎょっとするようなことまでのたまうようになるかもしれません。
ご購入の際は用法用量を守って正しくお使いくださいませ。(1年生用から6年生用まであるみたいです)
読んでくださってありがとうございました。