都内で大雪が降ったときに目の当たりにした転倒と骨折
今現在、僕は西日本に住んでいて「大雪で困ったことになった」なんてことはここ数年経験したことがありません。
しかし以前関東に住んでいた時はたまの大雪で都市機能がマヒしてたように思います。
僕もそうでしたけどみんな雪に慣れてないせいで、あちこちで雪が原因のスリップで事故渋滞が起きていました。
車に限らず歩行者でも転倒などの事故は多くて、昔僕の目の前で起きた事故がいまだに忘れられずにいます。
もう十年以上前の話ですが東京の豊島区で朝7時くらいの通勤時に路肩に車を止めて仕事が始まるまでの時間、車内で待機していたことがあったんです。
僕は車内でコンビニで買ったパンを食べながら仕事が始まるのを待っていました。
ふと目線を前方に向けると僕から見て前方2時方向をこちらに向かって30代前半くらいのサラリーマン風の男性が歩いてきています。
多分アスファルトの歩道が雪でぬかるんでいて歩きたくなかったのでしょう、その男性は建物すぐ横のコンクリートでできた細い犬走りを歩いてたんですね。
おそらくそのコンクリートの通路が凍っていたのと男性が履いていたのが普通の革靴だったせいだと思いますけど何かの拍子でその男性はいきなり転倒してしまいました。
僕は車の中から「あーやっちまったなー恥ずかしいだろうなー」なんて思いながら見てたんですけど、その男性がなかなか立ち上がりません。
よく見ると足があらぬ方向に曲がっているのが見え、明らかに骨折していたのが分かりました。
すぐに男性のそばを歩いていた人が異変に気付き救急車を手配しているようでしたが僕は仕事に行かなくてはならず、ことの顛末を最後まで見届けることは出来ませんでした。
その時は雪のせいで渋滞してましたから救急車の到着はかなり遅れたんじゃないかと推測します。
僕は男性の無事を祈りつつちょっと後ろ髪引かれる思いで仕事に向かったことを覚えていますが、ちょっと転んだだけであんなにもぼっきりと骨が折れるなんて思ってもみませんでした。
雪道に慣れてないとちょっとのことで大惨事になりかねませんので大雪が降った日やその翌日などは通勤通学には滑りにくい長靴などを履いていった方がいいかも知れません。
いつもの通勤靴も用意しておいて何事も無ければそっちに履き替えれば良いと思います。
ちょっと荷物になりそうですが骨折するより数万倍マシだと思います。
都心に住んでいて大雪に見舞われた方はどうぞお気をつけください。
ご覧いただいてありがとうございました。