スポーツ観戦が好きな人に共感できない。
スポーツ観戦があまり・・・というかまったく好きではありません。
野球、サッカーなど、いろんなスポーツ観戦で盛り上がる人を見るにつけ、いつも「なにがそんなに面白いのだろう?」と疑問に思います。
20代のころ一時期会社の寮のようなところに住んでいたときがありまして、そこで同僚3人くらいでの共同生活をしていた時があります。
そのときの共有スペースにテレビが置いてあってそのテレビを見ながらご飯をいつも食べていたんですが、僕は野球中継とか嫌いなのでその手の番組は一切見ませんでした。
ある時後輩の一人が「どうしても見たい野球の試合がある(たぶん巨人戦だった)ので見せてください!」というのでしょうがなく一緒に野球中継を見ながら晩御飯を食べたときがありました。
そのときなんで野球中継が好きなのかその後輩にいろいろと聞いてみました。
後輩は野球に集中したいのか僕の質問を半分ウザそうに答えてましたけど。
なぜ面白いと思うのかその答えをまとめると
- 自分が応援しているチームが攻撃するときは打つかどうかドキドキする。
- 逆に応援しているチームが守りのときは打たれないかドキドキする。
- 好きな選手がいて、その選手が活躍するとうれしい。
- チームが勝つとうれしい。逆に負けると悔しい。
などがありました。
これらを聞いて思ったのが野球観戦(スポーツ観戦)を楽しむためにはある程度の知識と共感力が必要なのかなと。
知識というのは応援するもしくは対立するチーム(選手)に関する知識ですね。
選手の名前はもちろんのこと、これまでの成績や人となり、学生時代からの歴史まで把握してれば言うことないでしょう。
前のシーズンは怪我に苦しんで活躍できなかったけど涙ぐましいリハビリ重ねて奇跡のカムバックを遂げ、万感の思いを胸に今打席に立っている。
そんな選手のバックボーンを知っていれば応援したくなるのかもしれません。
そういった意味で前知識のようなものは必要になってくるのだと思います。
でも、そういったバックボーンを知っていてもそんなに熱が入るかなあというのが正直な疑問です。
所詮は他人ですし、たいしてつながりがないイチ野球選手がどうなろうと正直僕の知ったこっちゃないというのが正直なところです。
バッターボックスに立っているのが兄弟とかいとこなら応援にも熱が入るのかもしれませんけど。
そういった意味でもうひとつの共感力というものが大事なのかなと。
他人である一人の野球選手を自分の身内みたいに共感できるチカラ=共感力。
つまりは僕にはそれが欠如しているということになりますね。
なんだ、僕はただの人でなしじゃないですかいやだー。
というわけでスポーツ観戦を楽しめるひとがうらやましいです。
本日の巨匠に学ぶのコーナー
吾妻ひでお著/ひみつのひでお日記18Pより模写
改めて見ると靴の大きさが左右で違う。適当にやってるなあ・・・
ひみつのひでお日記
ご覧いただいてありがとうございました。