財布を落として警察でお金を借りようとしたけど断られて電車で帰った話
つい先日、出先で財布を落としました。
結構な金額が入ってました(ウン万円ウン十万円は入ってたと思います)
落としたことに気づいてから取り急ぎ最寄りの交番で紛失届(遺失物届けと言った方が正しいのかな)を出したんですけど、手続き終わって交番を出てから小銭さえ持っていないので帰りの電車賃すら無いことに気が付きました。
こういうとき警察でお金を借りれるということを以前ウシジマくん的な漫画で読んだことがあったんで紛失届を出した交番にすぐに引き返してお金を借りに行ったんです。
1000円くらい貸してくれるのかなあ、なんて淡い期待を抱いていましたがやんわりと断られました。
僕がお巡りさんなら返ってこなくてもいいから1000円くらい貸してあげるのになあ・・・なんて思っても貸すも貸さないもお金を持っている人が決めることなんで仕方ありません。
お巡りさんとやりとりをしての僕の勝手な印象ですけどお金を貸すのはホントに最後の手段って感じでした。(多分めんどくさいんでしょうね)
交番には若いお巡りさんと50代なかばくらいのベテランっぽいお巡りさんがいたんですがベテランっぽいほうのお巡りさんが「電車賃の着払い」みたいなことができると教えてくれたので、じゃあその線で行ってみようかなと最寄りの駅まで歩いていきました。
駅に到着して窓口で聞いてみると実際には「電車賃の着払い」ではなく「電車賃の先払い」だったんですね。
お金がないのにどうやったら先払いができるんだ?と疑問に思われたと思いますが実際にはこういうことでした。
・電車賃を立て替えてくれそうな家族や知り合いに連絡する。
・その立て替えてくれそうな人が最寄りの駅まで電車賃を持っていく。
・電車賃が支払われれば駅同士で連絡をしてくれて「業務連絡書(乙)」という紙をもらいます。
・それをもって改札を通って電車に乗ればOKです。
今回僕が利用したのはJRだったので他の私鉄などでこの手が使えるかどうかわかりませんが万が一のため頭の片隅に入れておけばいつか役に立つかもしれません。
そして今回僕は携帯は無くさず持っていたので知り合いに連絡して電車賃を最寄りの駅まで支払いに行ってもらって事なきを得ましたが、場合によっては携帯も何もかも無くしてしまうこともあるかもしれません。
なので駅の窓口で「携帯まで無くした場合はどうなるんですか?」と聞いてみたところ
「番号がお分かりであればこちらの電話をお貸しします」とお答えいただきました。
でも、これだけ携帯に依存している今、誰かの電話番号を記憶していることは難しいかもしれません。
もしもの時のために片道の電車賃くらいの小銭は別に持っておいた方がいいのかもしれないですね。
そもそも財布を無くさなければいいって話なんですけどねえ・・・
最後まで読んでくださってありがとうございました。