前回と同じラフを使って、筆圧検知しないミリペンで描いたイラスト
前回アップしたイラストは手を入れ過ぎたせいなのか、どうにもゴテゴテしていて線が硬い感じがしていました。
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というわけで今回は前回のイラストと同じラフをもとにあっさりとしたイラストを目標に描いてみました。
【前回のイラストのラフ・顔用】
ラフではこんなイメージでしたが前回のイラストでは線画や着彩をしているうちになんだかケバい感じになってしまったので、今回はあまり手を加え過ぎないように気をつけました。
描画ツールは筆圧検知をしない「ミリペン」で単調な線を一発描きで、塗りは「べた塗りペン」でざっくりと塗ってみました。
仕上げまでにかかった時間は前回のイラストに比べて今回は圧倒的に短いのですが、こちらはこちらでわりと気にいっています。もうちょっと線をうにょうにょさせて手描き感を出しても面白かったかなとも思います。
今回もご覧いただいてありがとうございました。
【今回の個人的ポイントメモ】
鉛筆ツールをメインに使って描いたイラスト
今回はクリップスタジオのツールのなかでも個人的にはこれまであまり使っていなかった「鉛筆ツール」をつかってイラストを描いてみました。
これまでイラストの描画には「リアルGペン」を主に使っていたので鉛筆ツールはちょっと敬遠していました。
ひとくちに鉛筆ツールと言ってもいろいろありまして、今回は主に「色鉛筆」と「粗い鉛筆」というペンツールで描画しています。
また、塗りに関しても「粗い鉛筆」使って、なるべくアナログ感が出るようにシャッシャといった感じで塗ってみました。
テイストとしてはもっと女性っぽい柔らかで淡いタッチを目指してみましたが、手を入れれば入れるほど線が硬くなってしまうような気がします。もうちょっと繊細に描けたらと思うんですが、どうもそういうの苦手なようです。
今回もご覧いただいてありがとうございました。
【今回の個人的ポイントメモ】
- あまり鉛筆ツールの特性を生かしきれていない感じがする。
- アナログでの鉛筆塗りのようにペンを寝かせて腹で塗るような筆圧感知はできないのでブラシサイズで調整する必要がある。
- 塗りの斜線は始め多めにとって後でマスク処理で必要な部分を調整したほうが楽。
- なんだか全体的にくどい感じがする。諦めの悪さが出ていると思う。
水玉ピンクで変化球な女の子のイラスト【おまけ】不二家のペコちゃんマスク姿
水玉ピンクと女の子のイラストは今回で2作目になります。
【前回の水玉ピンクと女の子】
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テーマは前回と同じく「なるべくシンプルに」ということにしました。
カラーイラストでは塗りを重ねていくと「なんとなくリッチになって、上手く仕上がった気がする」という錯覚におちいりがちだと個人的には思います。しかし基本的に重要なのはシェイプというかカタチだったり、そのバランスだと思いますので、なるべく情報量を少なくしてシンプルに伝えるということを意識しました。
そして今回の変化球なところは背景に配置したドット柄です。今回はクリップスタジオで使えるトーン素材など使わずに柄を自作しました。
というわけで今回のイラストはこちらです。
このイラストでは主線の彩度を下げて全体的に淡い感じのイメージになるよう試みました。
そして今回背景のドット柄を自作した理由は、この配色が強いアイコン(ここでは象徴という意味で)になっていることに気づいたからです。
上記イラストでは人物を引き立たせるために透明度を下げていますが、作った段階ではこんな感じでした。
この配色だけで不二家のミルキーキャンディの包み紙を想起する方も多いんじゃないでしょうか。(本家は丸じゃなくて丸に近い花柄ですけど)
以前、同じような配色の柄でデザインされたシャツを見たことがあって、その時にとっさに
「ミルキーとのコラボかな?」
と、思ったんですが偶然その配色が使われていただけで、ミルキーキャンディーとは全く関係ありませんでした。
「配色だけでその商品をイメージさせるなんてすごい!」
と、ちょっと感動したのを覚えています。
そんなこともあって、いつかこの配色を使ってイラスト描いてみたいな、と思ってたんですが、いざ配置してみると背景が勝ちすぎてしまったので止む無く透明度を下げてバランスを取った次第です。
【おまけ】不二家のペコちゃんもマスク姿
今日、買い出しに出かけた大型ショッピングモールの不二家前で、マスク姿のペコちゃんを見かけました。
ちょうど上記のイラストができたところなので、いいタイミングだと思って撮ってみました。
その大型ショッピングモールには久しぶりに買い出しに出かけましたが、モール内のテナントの一部は営業時間短縮や自粛で閉店してたりして、ちょっと異様な光景でしたね。はやくこの騒動がおさまればいいなと思います。
今回もご覧いただいてありがとうございました。
【今回の個人的ポイントメモ】
あえて粗さを残すことでアナログ感を出すことを意識した水彩タッチのイラスト
僕の場合、クリップスタジオで描画の際にいつも使うペンツールは「リアルGペン」がほとんどなのですが、たまにはいつもとは違ったこともしたくなり、「リアルGペン」は封印して今回は水彩ブラシをメインにイラスト描いてみたいと思いました。
というわけで、今回のイラストはこちらです。
今回も最初から最後の工程まで全部クリップスタジオで描きましたが、意識したことはデジタル特有の「硬さ」をできるだけ出さずに「手描き感やアナログ感」を出すということでした。
ですので水彩ブラシで「にじみ」が出やすいものを使ったり、後ろに配置してある花もちょいちょいとラフな感じで描いて適当に彩色しています。
水彩タッチのイラストに関しては、以前も同じようなことをやったことがあるので、今回は楽勝だろうと思っていましたが、前回のアップから時間がたっていたので、どういう工程を踏んだのかすっかり忘れてました・・・
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いつも行き当たりばったりでやっているので、今回は忘れないようにポイントをメモしとこうと思います。以前もブランクが開いて久しぶりにクリップスタジオを触るときにショートカットを忘れて困ったことがあって、その時に自分がまとめた記事を読み返して事なきを得たことがあります。
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やっぱりメモは大事だなと思います。
今回もご覧いただいてありがとうございました。
【今回の個人的ポイントメモ】
- ブラシは主に水彩ブラシで線画は「SAI風厚塗りにじみブラシ」(ダウンロードブラシ)の筆圧高目で。着色は「にじみ線水彩」、「SAI風厚塗りにじみブラシ(筆圧弱め)」、たまに「水多め」ブラシを。
- 制服の着色で明るいところは色を足すのではなく、ベース色の明るい色を残すかんじで。
- チークだけは別レイヤーで彩色したほうが位置調整やぼかしのボケ足の調整が楽。
- レイヤー最上段に単色パターン素材内の「テクスチャ」の「粗目」をレイヤーモード「オーバーレイ」(60%)で二つ配置。テクスチャを重ねると暗くなるので人物はマスク処理でぼかしつつ消しメリハリをつける。
- 髪の隙間から見える草花を忘れがちなので注意。
- もうちょっとシンプルでもよかったかも。欲を出して加筆し過ぎるとくどくなる。
帅嘤嘤さんをモチーフにしたイラストを描きました
Pinterestというサイトを見ていると、モチーフにしたい美しい人がたくさん見れます。
今回はその中で見つけた「帅嘤嘤さん」という方をモチーフにしたイラストを描いてみたいと思いました。
というわけで今回のイラストはこちら。
正直に白状すると、この方のことはPinterestでたまたま見つけただけで「帅嘤嘤さん」と、さも分かったように書いてますが、実はこの文字列をコピペしてきただけで何て読むのかいまいちわかってないですし、果たしてこれが名前で合っているのか、どこのお国の方なのかもよく分かりません。(中国か台湾ではないかな?思うんですが・・・)
ですので僕の方で間違いがあったり誤解があったりしたらごめんなさい。
そして実は以前にも彼女をモチーフにしてイラストを描いていました。
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イラストのテイストは違いますが、今回と服が一緒なのでおそらく同時期に撮影されたものだと思います。
あと、めったにブログ更新もログインもしない僕が時事ネタを言うのもなんなんですが、いま世界が大変な状況になっているなかで医療従事者の方々はもちろんのこと、スーパーやコンビニでレジ業務や接客をされている方々、そのほか不特定多数の人達と接する機会が多いお仕事をされている方々には本当に感謝です。ありがとうございます。
早くこの状況が良くなりますように・・・
今回もご覧いただいてありがとうございました。
こういったパキパキとした感じのイラストの方が好みです
このブログでアップしているイラストを描く際はたいてい何かしらをモチーフにして描いています。
僕が何も見ないで描けるのはこのブログのイメージキャラクターのYOKIちゃんとヨキプリンくらいなものです。
(描くのが久しぶりすぎて過去記事をちょろっと見たのはないしょです)
それはさておき、今回のイラストもあるモデルさんをモチーフにしています。
これまで過去に2回ほど同じ人物をモチーフにしたイラストを描きました。
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ということで今回は3回目になりますね。
これまで描いてきたものと同一人物に見えないのは僕の画力なさ故でしょう。
僕としてはこのように主線がハッキリとしていて、ぱきっとした感じのテイストが好みです。
配色もどぎつくなり過ぎない程度でパキパキとさせてみました。
でも、いまだにこのモデルさんの名前知らないんですが、まあべつにいいかなとも思います。Pinterest見てるとモチーフにして描きたい人がたくさんでてきてとてもじゃないけど描くのが追い付かないですし。
またぼちぼち描いていこうと思ってます。
今回もご覧いただいてありがとうございました。
よく分からないままアニメ塗りのイラストに挑戦した結果
たまにはテイストをガラっと変えたイラストも描いてみたくなり、今回はアニメ塗りのイラストを描いてみることにしました。
これまでこのブログでも過去に何回かこの手のイラストは描いてみましたが、アニメ塗りの定義がよく分かっていませんでした。
じゃあ、今回はしっかりその定義を理解できたのかと聞かれると、答えは「よく分からない」といった感じです。
調べてみるとアニメ塗りとギャルゲ塗りみたいなものがあってその区別がよくつきませんでした。なので割と適当です。
自分で描いてみた思ったのは、やはり「描き慣れてない感」は否めないのかなと思います。頭身などいつも描いているイラストと違いますのでその調整に苦労しましたし、描き慣れてないものは手が遅くなりがちですね。
まだまだ勉強が必要です。
今回もご覧いただいてありがとうございました。