苦手な正面絵。簡単に克服できれば苦労はない②
前回
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
前回の反省を踏まえつつ描いてみる
前回同様、以下のテーマで正面絵を描いてみようと思います。
- 性別は?→男性。
- 表情は?→笑ってる、笑顔、微笑んでいる。
- 年齢は?→青年。
- どんなシチュエーションなのか?→スマホいじってる。
- 手の動きをつけてみる。
- 顔は正面を向いていて、左右対称であることを意識する。
- バランスに注意。
- 立体であることを意識する。
前回の反省点としては
- 身体の軸がブレている
- よく見ると左右対称ではない
- よく見ると手がヘン
- こっち見んな
と、このような点が挙げられます。(まだまだツッコミどころはあるかもしれませんが・・・)
下描きしてみますがやっぱり練習不足は隠しきれず、よくみると左右対称に描ききれてないことが分かります。
やはり左右対称に描くことが出来ない呪いはそう簡単に解くことはできないか・・・
と思いつつ、左右反転を繰り返しながら何度も描いたり消したりを繰り返していると、ふとある考えが思いついたのです。
使えないと思っていた「対称定規」
正面を向いた絵でポイントになる部分は
- 眉毛の位置と長さ
- まぶたと瞳孔の位置
- 左右対称の輪郭
- 耳の位置
- 口角の両端の位置
- 均等な肩幅
これらが左右対称になっていれば、そこそこバランスのとれた正面絵になるのではないかと考えました。
そこで思いついたのが定規ツールの「対称定規」です。
前の記事で、この「対称定規」を使って正面絵を描いた時は使い勝手がよく分からずに「あまり使えないなー」って感想だったのですが、この時は何もない白紙の状態から「対称定規」を使ってイチから描いていたのでバランスがとりずらく、下描きからなんだか変な感じになってしまっていました。
「でも、フリーハンドでの下書きを最初にしてから、左右対称のバランスを矯正する補助線的な感じで使えばいいんじゃないか」と思ったのです。
下描きしたレイヤーの上に新たなレイヤーを作成して定規ツールから「対称定規」を選びます。
下描きで使用している縦の基準線に沿ってドラッグさせて分割された領域を作り、下書きの線をトレスする感じで片側のみ描画していきます。
あくまで下描きの補助的な線なのでポイントさえ押さえればそんなに描き込まなくてもいいと思います。
最初に書いた下描きと「対称定規」を使って描いた補助線をもとにGペンでペン入れしていきます。
今まで描いてきた中では左右対称度が最も高いものになったのではないかなと思います。
できればフリーハンドのみでこれくらいは描きたいのですが、ここからは精進あるのみかと。
と、ここであることに気が付きました。
スマホ持たせるの忘れた
テーマドコイッター