CLIP STUDIOと液晶タブレット買ったけど使いこなせるのかこれ

CLIP STUDIOと液晶タブレット買ったけど使いこなせるのかこれ

Yosihino_Kimiharu 略してYOKIです。デジタルで絵を描いてみようと思います。

ノールックやけくそ塗り(完結編)

前回

yoshino-kimiharu.hatenablog.com

 

 

前回塗った絵を僕はしばらく見ていました。

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ずっと見ているとなんだか悪くないように思えてきます。

「なんかポップアートっぽくていいんじゃないか?」

これが本当の意味での自画自賛ですね。ハズカシイ

とりあえずもう少し手を入れてもっとマシな感じにしてみたいと思ったのでした。

 

うううレイヤー分けたいっ・・・

今思えばなんで髪の毛から塗ってしまったんだろうと思います。

何をするにしても深い階層からやっていかないと二度手間になるのに・・・

あー、せめて「髪の毛レイヤー」、「メガネレイヤー」、「その他レイヤー」くらいには分けたいっという衝動を抑えてひとつのレイヤーを塗っていこうと思います。

 

こりもせずまたブラシツールから不透明水彩ブラシを選んで使ってみますがうまく色が付きません。

 

なんか色が引っ張られて行ってる感じがする・・・

 

使ってみた感じですが不透明水彩ブラシはすでに置いてある色を引っ張って他の色に混ぜる感じなのかなと。

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うーん、それならべた塗りペンで色を置いていってそのあと不透明水彩ブラシでごにょごにょやればいいんじゃないかと思い立ちました。

 

 

べた塗りペンで色だけ置いてみました。

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うわーなんかギトギトしてるー

 

 

このあと「塗り&なじませブラシ」を使うと境界をきれいにぼかせることが分かり、

べた塗りペン → 不透明水彩ブラシ → 塗り&なじませブラシ の順番で使っていきました。

 

 

べた塗りペンでのせた色を不透明水彩ブラシ → 塗り&なじませブラシの順番でぼかしました。

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 わあー、なんかそれっぽーい(それってなんだよ・・・)

 

 

メガネや頭の小物部分は他の色が混ざっては困るのでまたクイックマスクで選択範囲を作ってから塗ることにします。

 ここまでくると別にレイヤー作ったほうが早いのでは?とも思いましたけど最初に決めたテーマ「レイヤー数をなるべく少なく抑える」ためにひとつのレイヤーで頑張ることにしました。

 

そして線画レイヤーの上に新規レイヤーを作成し、「クリッピングマスク」で線画を塗っていきますがあまり期待したほどの効果はなかったようです。

 

はみ出しものを消す

だいたい塗り終わったら外側にはみ出した部分を消去します。

線画の外側は一発で消去できることが分かってたので外側に関してははみ出し気味で塗っていました

 

塗りのメインである人物と名前を付けたレイヤーを選択し、最初に作っておいた「-2pxシルエット」のレイヤーのサムネイルをCtrlキーを押しながらクリックして選択範囲を作ります。

その選択範囲を選択範囲メニューの「選択範囲の反転」かCtrl+Shift+iで選択範囲の反転をさせるとシルエット以外の場所が選択されたことになりますので、DeleteまたはBackspaceキーで一気に消去します

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だいたい塗り終わり、はみ出し部分を消去しました。

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ここまでで表示されてるレイヤーは上から

  • 線画のクリッピングマスクレイヤー(線画に色を付けるため)
  • 線画レイヤー
  • 人物レイヤー(塗りのメイン)
  • 背景レイヤー

の四つです。

表示されていないレイヤーは

  • メガネや頭の小物などの選択範囲用のクイックマスクレイアー
  • 人物全体のシルエットを塗りつぶしたレイヤー
  • 上記シルエットから2px縮小させたシルエットのレイヤー
  • 線画のコピーレイヤー(まちがって消したり編集したときように取ってあります)

表示されてないレイヤーはあとで消すもよし、取っておくもよしです。

予定よりひとつ増えましたが表示レイヤー四つで塗り終わりました。

これで完成です。

 

 

 

と、言ってもいいんですがもう少しだけ手を加えていこうと思います。

 

 

これからはレイヤー制限なしで

ハイライトのレイヤーを追加したいと思います。

塗りメインの人物レイヤーでもいいのですがやはり便宜上ハイライトレイヤーは一番上にこないとスッキリしません。

 

ハイライトのレイヤーを一番上に追加して目の中やメガネの光沢などのハイライトをいれ、線画レイヤーをコピーしてガウスぼかしをかけたのち不透明度を30%くらいに下げます。

境界をぼかすため表示レイヤーを統合して、全体の選択範囲を取って5pxくらい選択範囲を縮小させた後、選択範囲を反転させてガウスぼかしをかけて背景となじませます。

 

そんなこんなで今度こそ完成です。

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自分的にはアナログで描いた線をもう少しうまく生かしたかったのですが結局のところ上手くいきませんでした・・・

 

もう少しブラシの特性などを把握しておかないと「塗り」は難しいですね。

ブラシのことなどもっと勉強して「塗り」に関してはまた再挑戦したいと思います。

 

【今回思ったこと】

  • ブラシサイズをとにかく頻繁に変えた。ショートカットの「 [ 」と「 ] 」を押しまくった。 
  • 塗りつぶしツールのショートカット「G」を押すと先にグラデーションツールになるのに混乱した。