レディプレイヤーワンという映画を映画館で見れた幸せ
レディプレイヤーワンを見に行きました。
見終わってエンドロールが流れたときに僕が心の中で叫んだことは
「スピルバーグありがとー!!!!」でした。
はじめ人間ギャートルズならこんな感じでセリフが出るくらい感謝の気持ちでいっぱいでした。
それくらい面白かった!
今回はレディプレイヤーワンの感想を極力ネタバレなしで書いてみたいと思います。
ですのでネタバレやあらすじを期待しているかたはブラウザバックもしくはスマホの・・・(スマホの場合の適当な表現が思いつかない)・・・とにかくそういうことです。
映画の面白さを測る指標
僕が映画を劇場で見たときにその映画が面白かったどうかを測る指標のようなものがあります。
そのひとつに
「途中で眠ってしまったか?」
というのがあります。
やはり2時間前後の作品を暗い中で座って見続けないといけませんからちょっとでも退屈だったりすると眠ってしまうことが多いです。
今回のレディプレイヤーワンは眠るなんて滅相もない。そんな暇はなかったです。
あっという間に上映時間が過ぎていった印象でした。
この映画の特色として自分の見知ったキャラクターがそこかしこにちりばめられるように登場していますのでそれらをなるべく見逃すまいとストーリーを追いつつもその点も注意して見ていたせいもあるのかもしれません。
そして面白かったかどうかの指標のもうひとつに
「エンドロールが終わるまで座っていられるか?」
というのがあります。
これは映画が終わってエンドロールが流れ始めても席を立たずにその余韻を楽しむことが出来るかどうか?ということです。
最近の傾向としてはエンドロールが流れ終わった後で1分くらいのおまけ映像みたいなのが流れることがありますがそれに関係なく余韻を楽しめるかどうかです。
余談ですが最後のおまけ映像はエンドロールが流れ始めたらあらかじめ「おまけ映像はありません」などのアナウンスをしっかりして欲しいですね。
僕は安全と忘れ物防止のためにもなるべく劇場内が明るくなってから席を立つように心がけていますが時にはトイレの我慢が限界値に近いときもありますので一刻も早くトイレに行けるようにその手のアナウンスがあったほうが助かると思います。
これは良いチェーホフの銃だ
話はもどって今回のレディプレイヤーワンは余韻を楽しむ以上に「席を立つのが惜しい」と思えるほどのいい作品でした。
ストーリーも秀逸で真っ先に思ったことは、これはよくできた「チェーホフの銃」だな。ということです。
「チェーホフの銃」とは要約すると物語に持ち込まれた要素は、すべて後段で使い切らなくてはならないというものです。
誰も発砲しない銃は舞台に置くべきではないということだと思います。
レディプレイヤーワンではすべての材料・素材をオーディエンスに見せた後、最後の最後まできっちり余すところなく料理されてそれらが登場し、オーディエンスはそれらをのこさずおいしくいただくことができるといった印象でした。
まとめ
今回は字幕版を見に行きましたが次は吹き替え版を見て字幕を追わないで画面の隅々まで見てみたい。
そんな気持ちにさせる映画でした。
そして最後にもう一度スピルバーグにこんなすばらしいコンテンツをありがとうと言いたいです。
ご覧いただいてありがとうございました。