ずるいずるい言ってないで描けばいいって話(あんなこと書くんじゃなかった編)
前回
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
前回の記事の内容を要約すると、窪之内英策さんというイラストレーターのイラストを模写してそれに似たテイストで映画のころよりも成長した「魔女の宅急便」の魔女のキキを描いてみようという内容で、
前回の記事の最後に
次回はこの画風を引っ張りつつ、成長した魔女のキキが描けるかどうか挑戦してみたいと思います。
と書いたのでその通りに、僕も魔女の宅急便のキキの大人バージョンをクリップスタジオと液晶タブレットを使って描こうと思いました。
思いました。描こうとしました。
が、やっぱり難しい・・・全然描ける気がしない・・・
よくもまあ、あんな大ぶろしきを広げたもんだ、と自分に対して呆れてしまいます。冷静になって考えると「どんなテンションになったらあんなこと書けるんだ・・・危険ドラッグでもやってたのか(やってない)」と自分を疑いたくなるほどです。
書いて、その記事を公開してしまったからにはやるしかない。
ブログに書いたからにはとにかくやってみよう、と一応は描いてみますが迷走具合が止まりません。
これ以上描いてもどうにもなりそうにないのでボツにしました。
いまいちです。
なんかこわい。
これで進めようかなと一瞬思いましたがまだ他に描くことにしました。
線が迷ってくると、窪之内英策さんのイラストを画像検索してそれを模写したあと、また描くという作業を繰り返しました。
上の画像は模写したもので、本物はもっとかわいいです。
散々迷った挙句、この線画をもとに作業を進めることにしました。
線画が決まったんで色付けていこうと思います。
次は背景を描いていきますが今回も超てきとーです。(というより精緻な背景なんて描けない・・・)
イメージとしては「魔女の宅急便」の舞台を想起させるような海辺の草原です。
どうせ後でガウスぼかしかけるんでさささっと描きました。
意識した点は遠近感を出すために「近くの緑は濃い暗め色で、遠くの緑は薄い明るめの色で塗る」という点です。
キャラクターの塗り方としては僕はいまだにクリップスタジオを使っての色の塗り方についてはよく分かっていないのと、窪之内英策さんは彩色に色鉛筆をよく使われるようなので、その点をリスペクトして、ペンツールの色鉛筆で塗ることにしました。
塗りつぶしは使わないで色鉛筆でひたすらカリカリと塗っていきます。
とりあえずこれで完成です。
デジタルでやってるくせにアナログっぽい塗りかたしかできぬとは・・・ぐぬぬ・・・
このイラストに持ち込んだアイコンは「リボン」と「ワンピース」です。
ホウキや黒猫のジジがいなくても魔女のキキっぽく見える強力なアイコンです。
(※ここでいうアイコンとはその作品やキャラクターがもつ象徴的な部分だと思ってください。)
アイコンについて書いた記事↓
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
やっぱり夕暮れ時にしました。
終わります。
おまけ
前回の記事でこんなことも書いてしまいました。
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
前回の記事で書いたこと↓
ここで、とある気になる説を検証してみたいと思います。
特定の作家の絵をある程度模写した後で別の絵を描いても、前に描いてた作家の画風にある程度引っ張られる説(長いわ)
あーなんでこんなめんどくさいこと書いたんだろう・・・
書いたからにはやるしかない
というわけで別の絵を描いてみたいと思います。
今までさんざん「魔女の宅急便」をテーマにしてきたので今度はこれも僕が好きな「風の谷のナウシカ」を描いてみたいと思います。
描いた結果
これはひどい・・・。
検証結果は・・・
そんなことを気にするほどの画力は僕にはありませんでした・・・
以上です。