CLIP STUDIO PAINT EXと液晶タブレット Cintiq 13HDを買って1年使ってみて思ったこと
2017年の5月にペイントソフトのCLIP STUDIO PAINT EXと液晶タブレットを購入し、約一年が経過しました。
もともと飽きっぽい性格の僕でしたがこのブログのおかげもあり、なんとかホコリをかぶることなく今も使い続けています。
このソフトと液タブを1年間使用してみての感想などを書いてみたいと思います。
CLIP STUDIO PAINT EXについて
クリップスタジオの機能面についてですが徐々にいろんな点での理解が進んでいると思います。
まだまだ100%使いこなせてはいませんが使い始めの当初に比べれば使えている方だとは思います。
ですが自分の知らない機能などはまだまだあると思いますのでこれからも研鑽を積んでいきたいと思っています。(最近ベクターレイヤーを積極的に使うようになった)
作業環境としてパレット配置(ワークスペース)も使いやすいように改良を重ねてきました。
なるべく作業領域を広く取りつつ、よく使うパレットを配置するように心がけています。
【液タブのパレット配置】
【メインモニタのパレット配置】(※パレットはドラッグしてメインモニタに移動できます)
ショートカットキーについてはなるべく取り入れようとしています。
かけなれた電話番号を押すように(今の時代ではこんな比喩は使えないかも)使用頻度が高いものは自然と指が覚えますが覚えたてのツールはたどたどしさがあります。
ショートカットキーについては数が多いのでまた別途まとめたいと思います。
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
ワコムの液晶タブレットCintiq 13HDについて
そもそもなんで買ったのか
使用目的としてはクリップスタジオというソフトを使って筆圧感知機能を使いつつデジタルでイラストを描くということただ一点でした。
液晶タブレットはデュアルモニタとしても使用できますが、イラストを描く以外の用途はメインモニタの方で事足りますので、たまに忙しいときなどにブラウザを液晶タブレットの方にドラッグしてYOUTUBE動画などを流し見する程度です。
動作不良や機器の損傷、目減りしたものなど
動作不良については一度だけ筆圧を感知しなくなったことがありましたが、PCの再起動で症状は改善しました。
今のところ特に問題も無く元気に稼働してくれています。
ペン先について
ペン先についてはほとんど減っていないと思います。
よく見るとちょっとだけ尖ってきたかなあって感じ。
減る加減は筆圧の強さや塗り方使い方によって差が出ると思います。
特に塗りの工程で塗りつぶしや投げなわ塗りを使わないで絵筆で塗るようにぐりぐり塗れば減るのは早いのかもしれません。
液晶の保護シートについて
液晶タブレット購入と同時に画面を保護する保護シートも一緒に購入して一番最初に貼り付けました。
一年使ってみると液晶タブレットの中央部に細かい傷がたくさんついていることに気付きました。
どういうことかというと、結局のところ使っているのはほぼ真ん中くらい、もしくは使用頻度が高いのは中央付近ということなのだと思います。
傷がつくことにともなって摩擦ができてカリカリとした描き味になっているような気がします。
傷がついている中央付近とついてない部分とではペンの滑り方に明らかに差がありますので。
ただ傷のせいで中央部分がほんの少しだけボヤッとした感じに見えるのでもしかしたら張替え時なのかもしれません。
描き味について
かなり慣れてきたように思います。
硬いプラスチックのペン先でガラスに描いているような感覚に慣れてきたと言ったほうが良いかも。
多くの人が液晶タブレットを初めて使ってみて「描きにくい」との感想をお持ちだと思いますがその原因のひとつとして「ペン先がすべりすぎる」ということがあると思います。
紙とペンだとある程度の摩擦は感じられてペン先に抵抗感を感じることができ、それをコントロールすることで線を引いていくのですがその摩擦が無い(少ない)状態で線を引くことに不慣れなことが描きにくさを感じる要因のひとつだと思われます。
一年も使用すると前述の保護シートの傷のお陰で液晶タブレット画面中央付近はカリカリとした描き味でほどよい摩擦があるのもいいです。
保護シートによっては最初から紙のような質感(ペーパーライク)というか摩擦が感じられるようなものもあるみたいですが、今使っている保護シートがいよいよダメになったら試してみてもいいかなと思っています。
液晶タブレットの設定についてなど
初期のころとあまり変わらないです。
リングキーやファンクションキーはほとんど使っていません。(キーボードのショートカットで全部すましている)
筆圧感知について
こんなものなんだろうなあ、と。他と比較したことが無いから正直わからないのです。
配置、置き場所
クリップスタジオを使って絵を描くときとキーボードを使ってブログなど書くときとで配置を変えています。
【液タブ使用時の配置】
【ブログなどテキスト入力時の配置】
最後に
こうして一年間飽きずに使い続けてこれたのもこのブログとご覧いただいている皆さまに寄るところが大きいと思います。改めてありがとうございます。
今のところ使用しているPCも液晶タブレットも不具合を起こしていませんのでなるべく末永く元気で動いてくれたらと願うばかりです。
クリップスタジオについてはできることとできないことの区別をしっかしりて納得させながら使っていこうと思います。
フォトショやイラレと比べていてもキリがないので・・・
でもいいソフトだと思いますよ、実際。
では次に「2年間使ってみた」の感想をこのブログで書ければいいなあと思いつつ終わりたいと思います。
ご覧いただいてありがとうございました。
半年の感想はコチラ
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
2か月の感想はコチラ
yoshino-kimiharu.hatenablog.com
1か月の感想はコチラ
yoshino-kimiharu.hatenablog.com