継続して練習を重ねても上達しない原因は既に掘ったところをウロウロしているだけではないのかと。
様々なジャンルに言えることですが
「長い時間継続して練習しているのなかなか上達しない」
とか
「こんなに長い時間やってるのに上達しないのは才能に問題がある」
とか
そんな声をよく聞きます。
昔ラジオかなにか(podcastかも)の人生相談みたいな番組でそういうお悩みに対して回答者の方が
「それは既に掘ったところをウロウロしているだけじゃないでしょうか?基礎を繰り返しやるのはいいですが、独学ならそれが基礎かどうかすら分からない。目先を変えて自分の苦手なところに挑戦したり、あらたにコーチとか指導者について学んでみてはどうですか?」
みたいな回答をしていたのをこの手の話を聞くといつも思い出します。
この「既に掘ったところ」というのは自分が既に習得していたり、慣れて楽な練習方法だとかそんなニュアンスだと思います。
たしかに新しいところを掘るのは辛い。
手も痛くなるし掘ったところを進むよりは何倍も歩みは遅くなります。
そして「まだ掘っていないところ」というのは自分の苦手なところ、怖いところだったりもすると思うのです。
加えて「掘ったその先に何もないのではないか?」という漠然とした不安もあると思います。
徒労に終わるのではないか。
徒労に終わるくらいなら何もしない方がいいのではないか。
間違った方法ではないのか。
間違った方向に進むくらいなら今のままの方がいいのではないか・・・と。
しかし往々にして上達している人は継続して挑戦し続けている人。掘り続けている人なのかなとも思います。
僕も苦手なもの、新たなことにチャレンジしていきたいと常々思うんですが、いざ行動しようってなるとケツが鉛のように重くなってとたんにフットワークが悪くなるんですよねえ・・・
困ったものです。
本日の巨匠に学ぶのコーナー
吾妻ひでお著/ひみつのひでお日記20Pより模写
全身を描くいい練習方法です。
ひみつのひでお日記
ご覧いただいてありがとうございました。