キズナアイちゃんが描きたい!あと今まで避けてきたベクターレイヤーを使ってみた。
キズナアイを始めてみたとき、初めて見たとき、僕はちょっとショックを受けました。
「あ、これはアカンやつや」
これがキズナアイに対するファーストインプレッションでした。
もうご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますがキズナアイをまだ知らないかたのためにざっくりと説明しますとキズナアイとは世界初のバーチャルYoutuberでインテリジェントなスーパーAI(自称)というものなのです。
はー未来のテクノロジックがここまでキタなと思うと同時にこんなものがこの流れでどんどん進化していったらアニメーターさんやイラストレーターさんの仕事が無くなってしまうんじゃないかと少し寒気がしましたね。
キズナアイの亜種でキズナマイとかキズナミイとかそんなものが出て来たらえらいことになる。
これはアカン。
直感的にそう感じました。
まだ動きとかに硬さとか不自然さはありますがそんなことあまり気にならないくらいかわいいです。
動画のコメント欄とみると海外からのコメントばっかりで世界的も大人気のYoutuberなのです。
そんなキズナアイちゃんを液晶タブレットを使って描いてみたいなあと思ったのと、3Dと言えば演算、演算といえばベクターデータと多少強引なつながりではありますが今まで触ってこなかった「クリップスタジオのベクターレイヤーという機能を使って線画を描く」ということを今回のテーマに据えて描いていこうと思います。
ラフから描きますがラフはいつものラスターレイヤーで描きます。
徐々に線を整えていこうと思います。
適当ですが、ここらへんで下描きは終わりにして線画作業に入ろうと思います。
今回ベクターレイヤーを使うにあたってイラストレーターでやってたアンカーポイントの操作をするのは最初からあきらめました。
アンカーポイントのハンドル操作とかできないみたいなので・・・
(※追記:アンカーポイントというか制御点のハンドル操作は特定のツールを使えば出来るようなのでこの記事で修正記事を書きました)
主に期待したい機能としては交点消去ですね。
それとベクターデーターっぽい硬い線を表現するためにペンツールの手ブレ補正をMAXの100まで上げて滑らかな線を描き、筆圧のコントロールで線の強弱を表現できないかチャレンジしてみました。
線画までできました。よいこのぬりえ感がぱないす・・・
筆圧で線の太さというか抑揚をもっとつけたかったんですがあまりうまくいってないですね。
ベクターの証、アンカーポイントです。
本来ならこれを極力減らしてベジェ曲線らしいなめらかな線を描きたかったのですが・・・
イラレとかフォトショのパスツールならこの1/100くらいのアンカーで描けるんですけどねえ・・・
色付けは塗りつぶしツールを多用して塗ったので比較的楽でした。
とりあえず完成です。
最近では雑記の方に添えるイラストもカラーにしてますので塗りつぶしツールの扱いにはけっこう慣れてきた感あります。
線画が真っ黒だとなんかどぎつい感じがしましたんで周りの色となじませてみました。
おまけ
バーチャルアイコンのはしりと言えば初音ミク。
初音ミクカラーで塗るとどうなるのって、ふと思い立ったので塗ってみました。
もともとのデザインが似てるのかな・・・
今回ベクターレイヤーを使ってみた感想ですが、やっぱり扱いが難しい気がします。
ただ慣れてないだけかもしれませんが、「ベクター線つまみ」とかのツールもつかってみましたが、まーーーーー使えないったらないですね。(あ、口が滑った)
最後までご覧いただいたきましてまことにありがとうございました。